浴室コーキングの打ち替えは、どの現場でも同じ施工をしていると思われるかもしれません。でも実際には、一つひとつの現場で施工方法を変えています。
例えば、古いコーキングを撤去した後には、「プライマー」という接着力を高めるための下塗り材を塗ることがあります。メーカーでは使用が推奨されていますが、当店では必ず塗るわけではありません。
古いコーキングをどれだけ丁寧に撤去しても、目に見えないシリコーン成分が残ることがあります。その状態でプライマーを塗ると、逆に弾かれてしまい、十分な密着性が得られない可能性があるためです。そのため、・下地の状態・材質・古いコーキングの残り具合などを確認し、プライマーを塗るかどうかを判断しています。もちろん、これはプライマーだけの話ではありません。
「コーキングの打ち替え」をご依頼をいただいても、実際に現場を見てみると、カビ取り剤で清掃するだけで十分きれいになることもあります。
また、水漏れだと思っていたら、原因は排水管の詰まりだったというケースもありました。その場合は、高圧洗浄機で詰まりを解消し、コーキング工事は行いませんでした。
コーキング業者だからといって、何でもコーキング工事をおすすめするわけではありません。
30年以上、数多くの現場を施工してきた経験の中で、「本当にコーキングが必要なのか」「どんな施工方法がいいのか」を、一件一件考えながら施工しています。
現場は一つとして同じものはありません。だからこそ、毎回同じ施工をするのではなく、その現場に合った方法を選ぶことを大切にしています。
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