室内シーリングとは

シーリングとは、
部材と部材のすき間を埋め、見た目と機能を整えるための施工です。

室内では特に、
・水まわり
・建具まわり
・サッシや造作部分
など、目につきやすい場所に使われます。

外壁とは違い、
美しさ・納まり・違和感のなさが強く求められるのが室内シーリングです。


なぜ「室内」は難しいのか

室内シーリングが難しい理由は、単純です。

ごまかしが効かないからです。

・光の当たり方
・視線の高さ
・内装材との境目

ほんのわずかなズレやムラでも、
施工後すぐに気づかれてしまいます。

また、
室内は下地や素材が多様で、
同じ浴室・同じ洗面台でも、施工方法は変わります。

経験の浅い施工ほど、見た目に出る
それが室内シーリングです。


ユニットバス特有の注意点

ユニットバスは
「全部打てばいい」場所ではありません。

・構造上、打たない方が良い箇所
・既存の動きを考慮すべき箇所
・防水と見た目を分けて考える箇所

これらを理解せずに施工すると、下記のような結果になります。

・切れやすい
・汚れやすい
・逆に不具合が出る

当店では、
メーカー構造と実使用を前提に
必要な箇所だけを施工します。


新築洗面台に多い「すき間」の考え方

新築やリフォーム直後の洗面台でも、
すき間が気になるケースは少なくありません。

ただし、
すべてを埋めることが正解とは限りません。

・動きを逃がすための設計
・将来的なメンテナンス
・素材同士の相性

これらを考慮せずに埋めてしまうと、
後から割れや剥離が起きることがあります。

見た目と耐久性のバランス
それを見極めるのが室内シーリングです。


DIYや他業者施工で多い失敗例

よく見かけるのは、次のようなケースです。

・太さが不均一
・端部が浮いている
・周囲に汚れが付着している
・本来不要な箇所まで施工されている

どれも、「とりあえず埋める」発想から起きます。

室内シーリングは
技術だけでなく、判断力が仕上がりを左右します。


「全部やる」より「必要な所だけやる」

当店が大切にしているのは、
施工量を増やすことではありません。

・本当に必要な箇所か
・施工しない方が美しいか
・将来のメンテナンス性はどうか

これらを踏まえ、
やらない判断を含めて施工内容を決めています。

結果として

・見た目が自然
・耐久性が高い
・費用も無駄が出にくい

という施工になります。


写真相談を基本としている理由

室内シーリングでは、
写真から判断できる情報が非常に多くあります。

・施工範囲
・既存状態
・対応の可否

まずは写真を拝見し、
施工の必要性も含めてお伝えします。

無理に現地調査を行い、
その場で決断を迫ることはありません。